~素材の調達~
鞄いたがき(ITAGAKI)のものづくりは、素材を中心としています。
植物の渋成分(タンニン)でなめした牛革は、40年以上前に創業者の板垣英三が自分の足で探し出した、上質な素材です。
タンニンなめしの革は自然分解され土に還ることができる”環境に優しい天然素材”です。使うほどに艶や風合いが増して経年変化を楽しむことができます。使い始めは堅く感じられますが、お手入れをしながら愛情をもって育てていると、自然と手に馴染んで、革も柔軟でより使いやすくなり、まるでその人に寄り添うかのように変化していきます。馴染んだ革には育てた人でなければ分からない優しさや感動があります。